◯◯DEコラム

おわらサーキットから発信!スペシャルリンク集!

ナビをつけたら・・・・

くりあDEコラム
”ポーン!今日は1月21日。”ライバルと手を結ぶ日”です。


って・・・どんな日やねん!

ちなみに昨日は”玉の輿に乗る日”でした。
一体誰が決めてるんでしょうか(笑)

そもそも今日は”大寒”ですよね。
ゼンゼン寒くないですが・・・・。

おとといエンジンが掛かったS15も昨日になってなぜかエンジン掛からず・・・。
ecups.jpg
パソコンとにらめっこ・・・・。

結果、おとといエンジンは掛かったものの燃料が濃い目だったためプラグがかぶり気味だったことと昨日の気温が低いので補正が入りすぎてさらにカブった・・・というだけのものでした(苦笑)

とりあえず工場から出せるようになったので、S15作業はしばらくお預けです。
  1. 2012-01-21 13:08:10|
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鶏唐揚げとレンコンの旨辛たれ炒め

S15のECU(PC更新)

くりあDEコラム
本日、店の前で交通事故が2件も起きてビックリなスズ菌☆です。

(店の前は事故多発地帯です。年に4〜5件は事故を目撃するのですが・・・1日に2件というのは初です。)
行政も対策してくれれば良いんですけどねぇ・・・。

さて、S15のエンジンがようやく組みあがったわけですが、エアフロも外しましたし、インジェクターも740ccに容量アップしましたので、ECUがノーマルのままでは当然アイドリングすらしません

そこで今回は純正ECUの書き換えとeマネージアルティメイトを併用して各セッティングを行います。
*この話の”さわり”は以前のブログに掲載しましたので、”S15の製作”のカテゴリーでご覧下さい。

まずはベースとなる純正ECU側のデータ作成です。
S15は元々エアフロ付ですので純正ECUにはエアフロの特性を均すためのVQマップというデータがあります。

ホットワイヤー式のエアフロは吸入量に対し一次関数的に電圧が上がるわけではなく、放物線を描いて二次関数的に電圧が上がる特性があります。
・・・と申し上げても分かりにくいと思いますので
VQ1
ま、こんなイメージです。

ECUがエンジンを制御するにあたって、この2次曲線を正確な吸入量に変換するのがVQマップ。(実際には少し意味が違いますがここでは便宜上そういう表現にしておきますw)
VQ2
VQマップにて補正されたデータにK定数という数値をかけた後、燃料マップなど各補正をかけてめでたく噴射量が算出されるという仕組みです。

さて、話は戻りますが、今回はエアフロレス仕様。エアフロレス化を簡単に表現しますと、エアフロ擬似信号をアルティメイトで作成して、純正エアフロ信号線に電圧化して流してあげるというものです。
つまり純正ECU側は普通にエアフロが付いているものと認識することになります。

擬似信号を作るための材料は、サージタンク圧と回転数です。それに伴い専用の圧力センサーを追加しました。
2012011519560000.jpg
こちらがその3次元マップです。
(ブログとセッティングを違うPCで行ってますので画面コピーではなく写真です。見づらくてごめんなさい。)
純正VQマップは2次元マップですが、2次元マップではエアフロレスのデータは作れないため、このようにアルティメイト側に任せます。

このマップを元にエアフロ擬似電圧を純正ECU側に供給します。

ここでちょっと考えてみたのですが、擬似信号を送るということはエアフロの特性は無視できるということです。
ということは・・・・VQマップは必要ない(?)そこで試しにVQマップを直線化してみました。
vq1.jpg
これがそのデータを作成した時の作成画面(エクセル)です。
”世界一の横着者”と自負している私。手計算なんかしません(笑)
”世界一頭の良い”ビルゲイツさん作のエクセルにお任せ☆
グレーの部分がZ32、赤い部分が試作データです。

純正ECUのデータは16進法ですので、こちらもエクセルで10進法に変換してから計算します。
これをグラフ化した部分を拡大しますと
vq2.jpg
こんな感じです。

するどい方はお気づきかも知れませんが、直線化したデータの0付近だけ傾きを小さくしています。
ちょうどアイドリングの部分になるわけですが、アイドリング付近は(大きいインジェクターを入れたこともありますが)調整がシビアになりますので、傾きを抑えてセッティングをしやすいようにしてみました

ちなみにエアフロレスにするということは、表現を変えれば”好きなエアフロ風にできる”ということになりますので、対応馬力は500PSでも1000PSにでもできてしまうことになります。

これらのデータをROMに入れて
ecu7k.jpg
↑赤丸の部分がK定数と言われるデータです。
その下にある”3B”が無効噴射時間です。

ecu5fmap.jpg
↑ノーマルの燃料マップ

ecu.jpg
これらのデータを入れたROMをECUに差し込んで完成。
今回は最大400PSを目安と考えてますので擬似エアフロデータは450PSで作成しました。

いよいよエンジン始動!!

ドキドキの瞬間。
少しくすぶりながらもエンジン無事始動・・・・・

・・・の15秒後、工場は”とっても健康に悪そうな排気ガス”で真っ黒になりました。チーンw

原因ですが、どうも作ったVQマップにあるようです。
自分ではナイスアイデアと思った”2つの傾きを持つ直線”がアダになったようです。
アイドリング付近がちょうど屈折のポイントにあたったため、屈折ポイントの前後で傾きが急に変わってしまい、燃料が不安定になるという結果でした。

つまり・・・・

さきほど長々と講釈を垂れた実験は、完全なる失敗だったということになります(爆)
そして・・・これだけの長文を熟読してくれた読者さんも完全に無駄な時間を過ごしたということになりますw
・・・・ごめんなさい(汗)
まぁ、結果論ですが、普通に考えれば分かりそうなもんですよねw

・・・というわけで、傾きを一定にしたVQマップに戻す案も考えましたが、やはりアイドリング付近は傾きを抑えたいという考えから・・・2次曲線を違う使い方にするという意味で、結局Z32のVQマップを使うことにしました(苦笑)

まあ、こうしておけば最悪Z32エアフロに戻せるという保険も兼ねてます。

で、(省略しますが)変更に伴いアルティメイト側のデータも変更して、無事アイドリングするようになりました。

次は通常走行でのセッティングです。

@@@@@@ 

余談ですが、エアフロレスにした場合、加速補正関係のデータがかなり変わってきます。
実はここにもアルティメイト+ノーマルデータの純正ECUでは、対応しきれないポイントがあります。

エアフロ付の車両の場合、エアフロからエンジンまでの距離があるため、対応遅れを補う補正がいくつかかけられています。
これがエアフロレスにしてしまうと、必要の無い補正がかかってしまうことになりますので、結果不具合が生じてしまいます

これに関しましては(ここでは表記しませんでしたが)純正ECUのデータ変更で対応する予定です。
この話はまた・・・。

*いやぁ・・・さすがにここまで長文を書くと疲れます。小説家になった気分ですw
ノリスケおじさんに締め切りを迫られる いささか先生の気持ちが分かる瞬間ですねw
  1. 2012-01-19 23:02:44|
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ノーマルより〜〜かなり!明るく、安全!

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  1. 2012-01-19 01:07:13|
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ムラーさんが喜びそうです

お客さんの車の中で流れてました

布袋さん好きですがフェルナンデスは持ってません
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  1. 2012-01-18 16:24:09|
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クラッチペダル

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昔はよく折れた180SXのクラッチペダルブラケット。

最近は強化クラッチも軽くなったせいか、あまり折れる話も聞かなくなりました。

しかし、この方は折れること2回目だそうで・・・

再発しないよう補強てんこ盛りにしてみました

これで折れたら・・・フレームに溶接しますか(笑)
  1. 2012-01-18 14:02:10|
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S15のECU(PC更新)

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カップ麺を目の前に、食べたい衝動と格闘中なスズ菌☆です。

さて、もうお気づきかと思いますが、最近長いブログのタイトルには”PC更新”と書くようにしました。
ダラダラと講釈を並べるネタがお好みの方はこちらをごらんくださいw

そんな”鏡開きをする前にモチがカビで全滅”してしまった1月中旬。

先日からしつこくネタにしていますS15シルビアさん。
とりあえず組みあがりました。

moblog_91716b5d.jpg
あまり詳しい仕様を公表してませんでしたので、簡単に申し上げますと・・・・

*メタルヘッドガスケット 1.1mm(歪み基準値内につき面研なし)
*腰下はノーマル
*カム=TOMEIポンカム(256×2)
*ロッカーアームストッパー(私にとって必須パーツではありませんが気休めまでに)
*HKS GT−RSタービン+メーカー不明エキマニ(中古品です)
*NISMO 740ccインジェクター
*ワンオフ中置きインタークーラー
*他、HPIオイルクーラー、3層ラジエーターなど


言ってしまえばベタな仕様です。

で、当然この仕様に合わせたECUセッティングが必要になります。

私の個人的な考え方ですと、この程度の仕様であればエアフロ付のままでZ32エアフロ+インジェクター交換=純正ECUの書き換えで十分・・・というよりむしろ純正ECU書き換えがベストと考えています。

もちろん各種フルコンはすばらしい性能を発揮してくれますが、アイドリングの安定性から緻密なフィードバックまで、純正ECUに勝る完成度の高いものは存在しません
難所といえば・・・・書き換えが面倒というところですね。

フルコンであればPC接続でソフトも充実、グラフ化などでわかりやすくセッティング・・・・
が・・・・純正ECUでは16進法の無数のデータを10進法で分析しながらアドレス解析やらなんやら・・・・・

・・・まあ、私もECUを勉強しはじめた頃、純正ECU改に関してはアタマがパニックでしたw

これだけ見てしまうと、やはりフルコンがベストと思われがちですが、フルコンはフルコンで実は難点もたくさん抱えています
各メーカーさんにご迷惑がかかってしまうので、ここでは申し上げませんが・・・・。
まあ、フルコンも純正EUC改も並存している事実からしても、双方存在価値があるという結論になりますね

今回は、そんな双方のメリットを活かしつつ、デメリットを解消する試みをしてみたいと思います。

具体的に申し上げますと、(先日もチラホラ話題にしましたが、)純正ECU改+eマネージアルティメイトの組み合わせ。
純正ECU改のメリットである”きめ細かい制御”とeマネージのメリット”手軽さ”を活かし・・・
純正ECUのデメリットである”書き換えのわずらわしさ”をeマネージで解消しつつ、eマネージのデメリットである”サブコンの宿命的な制御範囲の限界”を純正ECU改造で解消するという試み。


この試みのプロローグ的な内容は”S15でコラム”の過去記事を拝見頂けますと、もう少し具体的にご理解いただけると思います。

もちろん、上記試みは私が知る限りでは前例がありませんので、結果”絵に描いたモチ”で終わってしまう可能性もございますが一定の自信はありますので、私といたしましても楽しみなネタです。

というわけで、現時点でとりあえず純正ECU側の専用データとeマネージの基本データはほぼ完成しました。

さて、ここまでで既にかなり長文になってしまいましたので、データ作成のお話はまた後日・・・。

ご精読ありがとうございました☆
  1. 2012-01-18 01:13:23|
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大抽選会2011 後編

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  1. 2012-01-17 22:44:42|
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